コーヒーで眠くなる理由3選!効果的な飲み方を紹介
「コーヒーを飲んだのに逆に眠くなった」
このような経験をしたことはありませんか?
コーヒーは覚醒効果が期待できるはずなのに、眠くなってしまうならコーヒーの飲み方に注意したほうがいいかもしれません。
なぜ、コーヒーを飲むと眠くなるのかその理由を3つ、さらに効果的な飲み方を紹介しますので、眠くならない対策を実践してみてください。
コーヒーで眠くなる理由3選
コーヒーに含まれるカフェインは、眠気を覚ます効果が期待できます。
しかし、コーヒーの種類や飲み方によっては、逆に眠くなることがあるため注意しましょう。
糖分による影響があるから
コーヒーで眠くなるときに一番確認したいのが、コーヒーに含まれる糖分です。
ブラックコーヒーなら影響はないのですが、砂糖が多く含まれている缶コーヒーだと眠気を覚ます効果は低くなります。
たとえば、食後に眠くなった経験はありませんか?
お昼休みに食事を終えると、リラックスした雰囲気も合わさって眠くなることがありますね。
「ただ、仕事の疲れが出たのかな?」
こう思うかもしれません。
でも、食事の内容によっては、眠くなりにくい日があるはず。
ラーメンや丼もののように炭水化物が多い食事だと眠くなるのに、ゆで卵やチキンサラダだけだと眠くならない、こう感じるはず。
その理由は、血糖値の急激な上昇が影響したからです。
砂糖が多い缶コーヒーでも血糖値が一気にあがり、すると血糖値を下げようとしてインスリンが多く分泌して血糖値を下げようとします。
すると、一時的に低血糖状態になります。
つまり、脳のエネルギーが一時的に不足した状態になり、眠くなるわけですね。
カフェインの利きには個人差があるから
実は、コーヒーに含まれているカフェインの利き目には個人差があります。
私の身近な例でいうと、母はコーヒーで眠くならないのに、私はコーヒーをいくら飲んでも眠くなるタイプなのです。
母はいつも、「夜眠れなくなるから、夕方以降はコーヒーを飲まない」と言っていました。
でも、私は勉強のため夜中にガブガブコーヒーを飲んでも眠気が襲ってくるので、「本当にコーヒーに眠気を覚ます効果はあるの?」と思っていたくらいです。
一方はカフェインの感受性が高く、もう一方は影響がないわけですね。
コーヒーで眠くなるのか目が覚めるのかは個人差が大きいため、普段からコーヒーで目が覚めにくいと感じるなら、コーヒーの覚醒効果は期待できません。
カフェインが利くには時間差があるから
続いて問題となっているのが、コーヒーを飲む時間です。
カフェインは飲んですぐ効くのではなく、30分くらいして徐々に効いてきます。
「食後眠くなるんだよね」
このように感じているのに、食前にコーヒーを飲んだらどうでしょうか。
昼食後にコーヒーを飲んでも、お昼休みが終わってからカフェインが利いてくるかもしれません。
素早く眠気を覚ましたいときは、カフェインが利く時間差に注意しましょう。
コーヒーで眠くなるときの効果的な飲み方
コーヒーで眠気が強くなるなら、次に紹介するコーヒーの飲み方に変えてみてください。
ブラックコーヒーを飲む
缶コーヒーの砂糖で眠くなるときは、ブラックコーヒーに変えます。
同じブラックコーヒーでも、濃く抽出してカフェインを多くする飲み方がおすすめ。
会社のような出先で眠気を覚ましたいなら、ドリップバッグを用意しておくといいですね。
ブルックスコーヒーのように、1袋ずつ包装されているドリップバッグが会社にあれば、いつでも眠気冷ましとしてコーヒーを飲むことができますよ。
眠気を防ぎたい30分前にコーヒーを飲む
コーヒーのカフェインはすぐに効かないので、30分前に飲むこと。
たとえば、「昼食後に眠くなって仕事をしたくない」こんなときは、早めにカフェインが利くように昼食前にコーヒーを飲んでみましょう。
カフェインだけに頼らない
いくらカフェインが目覚ましになるとはいっても、寝不足だと効き目がありません。
普段から規則正しい生活を送るようにして、必要な時間帯に眠気が起こるように心がけたいですね。
たとえば、「寝るのがもったいない」と考えて我慢して起きていると、寝られなくなってしまった経験はありませんか?
夜に眠気がきても、無理やり起きてしまうと覚醒しやすくなります。
現代人は、仕事が終わって自分の時間を確保するため、無理やり起きている人も多いよう。
しかし、無理やり起きていようとすると脳が興奮状態になるので、睡眠の質が悪くなってしまいます。
また、平日の夜は我慢して起きているので、土日に寝だめする人もいますね。
人は目が覚めてから15時間後に眠気が起きるようになっているので、曜日によって目覚めの時間帯がズレると、体内時計もズレてしまうので注意が必要です。
土日に寝たいなら、いつも通り起きて昼寝すること。
朝日をいつも通りに浴びると、体内時計がリセットされるので昼寝をしても睡眠のリズムが狂わないのでおすすめです。
きちんと体のリズムを整えて、はじめてコーヒーの覚醒効果は得られるので、普段から規則正しい生活を心掛けたいですね。